フランスのチーズ、モンドールは真冬が旬!
冬を代表するフランスチーズの名品として知られるモンドール!フランスのジュラ山脈付近のフランシュ・コンテ地方で8月15日〜3月15日までの期間のみ作られるウォッシュタイプ(表面を塩水やお酒で洗っています)のチーズです。
エピセアという樹皮から作られた木箱に入っているので、ほんのりナッツのような香ばしい風味があるのも特徴です。
木箱を開けると塩水で洗われて薄い表皮に覆われたチーズがでてきます。それをスプーンですくうと、中からは黄色いトロトロのチーズがでてきます。
もう見ただけで、美味しそう!!ってなるチーズでなのです。
1つ400グラム〜500グラムあるので、結構大きいこともあるので、お値段もそこそこしちゃいます。
同じジュラ山脈の反対側のスイスでは、ヴァシュラン・モンドールというスイスのAOC認定チーズもあります。どちらも美味しいですが、それぞれの国のAOCで決まりがあって、フランスのモンドールは、無殺菌乳を使わなければならないのに対し、スイスのヴァシュラン・モンドールはレ・テルミゼ(低温殺菌乳)を使うことが規定にあります。
無殺菌乳は、その土地独特の個性をだし、風味豊かなチーズになる要素として重要です。美味しさや風味は、殺菌乳か無殺菌乳かで大きく変わるのです!
同じフランシュ・コンテ地方で作られているフランスで一番人気で生産量が多いコンテについてはこちらから↓
最近は、都内のナチュラル・ローソンでも売られてたりしてて、ちょっとビックリしました。通常はチーズ専門店や外国食材のスーパー(成城石井とか信濃屋)などで買えます。
量も多いので冬にホームパーティーなどの手土産にピッタリだと思います。みんなで食べたあと、最後にモンドールに白ワインを入れてアルミ箔で包んでオーブンで焼いて食べればさらに楽しいと思います♫♪