毎日フロマージュ!

No Cheese, No Life

 大好きなチーズの資格CPA(チーズ・プロフェッショナル)を取り、日々チーズの素晴らしき魅力に驚かされています!チーズを1日3切れ食べれば、目標カルシウム摂取量に到達するみたいなので、カルシウム不足の方や骨粗鬆症予防に、積極的にチーズを食べよう! 

フランスで一番人気のチーズ、コンテは栗のよう!

フランスのジュラ山脈あたり、フランシュ・コンテ地方で作られる大型のハードチーズ、コンテは数ある世界のチーズのなかでも最も好きなチーズの1つです!

 
万人受けするので、なんのチーズを買おうか迷ったら、まずコンテの熟成もの(12ヶ月以上)を買えば間違いです!
 
コンテはフランスの原産地保護名称(AOC)のチーズなのですが、認定されている熟成期間が最低120日なので、4ヶ月ものからあるわけですが、オススメは、12ヶ月以上熟成されたもの!
コンテ・エクストラなどと呼ばれる長期熟成ものには18ヶ月ものなどかあります。
 
フランスでは、キッシュなどのお料理にもコンテが使われるようで、その際は4ヶ月ものなどの若いチーズなどが使われているみたいです。
 
チーズプロフェッショナルの勉強をして知ったのですが、このコンテには夏草作りと呼ばれる、コンテ・エテConte Eteというものがありす。これは何かというと青々とした夏草を食べた牛の乳から作られたもので、濃厚な味で素晴らしく美味で、色自体も冬に作られたものと比べると濃い黄色、というか茶色っぽい感じです。
アルプス山脈の方では、夏草作りのチーズはアルパージュと呼ばれます。
コンテはアルプス山脈ではないので、エテと呼ばれますが、コンテ・エテと名乗られたものは、美味しいこともあり、金額も少し高くなりますがもし見つけたら、ぜひエテの方をお試しくだはい!
 
ちなみに、フランシュ・コンテ地方は、ワインの世界とかではジュラ地方と呼ばれたりしてます。
スイスとフランスの国境にジュラ山脈があって、そのジュラ山脈をはさんだ向こうのスイス側で作られたチーズは、グリュイエール・チーズと言います。
国が違うし、スイスはスイス独自のAOCを持ってて、グリュイエールはスイスのAOC認定のもので、コンテとよく似ています。
 
よくチーズフォンデュに使われるチーズとして、知られていると思いますが、熟成されたグリュイエールは、そのままおつまみで食べても美味いので、こちらもぜひお試しあれ!