世界三大ブルーチーズ→ブルー・スティルトンチーズはチェダーと並ぶイギリスの伝統的なチーズ
もう1つの三大ブルーチーズは、イギリスのブルー・スティルトンチーズです。
こちらは、他の2つに比べると、知名度があまりないかもしれません。
でも、このチーズも美味しいです。さすがイギリスが世界に誇るチーズ!風味としては、ナッティで香ばしく、マイルドな味わいです。ブルーチーズなのに香ばしいのです。
塩気もほどよく、個性が強すぎないのでブルーチーズ食べ慣れないという方にもオススメです。
イギリスのチーズと言えば、チェダーチーズがすぐに思い浮かぶと思いますが、チェダーチーズとこのブルー・スティルトンチーズがイギリスの二大巨塔というところなのではないかと。
ブルー・スティルトチーズと似ているんですが、シュロップシャー・チーズの方は、オレンジ色をしているのです。このオレンジはアナトーという、ベニの木の種子から作られた色素なので、添加物にはなりますが、天然のものでもあります。
アナトーはチーズには、よく色素としては使われます。色素をいれることで、見た目を華やかにしたり、年間通して安定した外観にしたりなどの理由から色素を入れるということです。
確かにオレンジ色のチーズって絵で描かチーズのイメージそのもので、美味しそうですからね。
話をスティルトンに戻すと、ブルー・スティルトンチーズは、ロックフォールやゴルゴンゾーラと同様に原産地保護名称であり、制限された地域で産出、熟成期間を経ているので、いわゆるPDO認定されたものですが、似たような名前でホワイト・スティルトンという青カビがないタイプのスティルトンチーズも存在します。
私が食べたホワイト・スティルトンはドライマンゴーが入ったフレッシュタイプのチーズでした。ポソポソとした食感にマンゴーの酸味が広がり、デザートっぽい感じだったのを記憶してます。
ホワイト・スティルトンは、見た目も作り方も熟成期間も違うので、ブルー・スティルトンのようなPDO認定はもちろんないし、青カビチーズでもないし、フレッシュタイプで熟成もしてないので、まあ、はっきり言って別物ですね。
ちなみに、シュロップシャー・チーズもPDO認定はないです!